Samba Saravah
Samba Saravah −ピエール・バルー
映画“男と女”の印象的なこの曲。
柔らかい風のような音楽と、走馬灯のような幸せな回想シーンがとても好きだ。
(曲も映像もきれいだけど、アヌーク・エーメって本当にきれい。)
この曲の中でピエール・バルーがたくさんのミュージシャンの名前を言うのは
ボサノヴァ(=新しい音楽)を創り出した人たちへの
リスペクトの気持ちがこめられているのだそうだ。
そのミュージシャンの中の1人、ヴィニシウス・ヂ・モライスの
『祝福のサンバ』をフランス語で歌ったものが
映画“男と女”の『Samba Saravah』だということは、最近になって知った。
フランス語やポルトガル語の軽やかなイメージの発音が
聴いてて耳に心地い。
祝福のサンバ − Vinicius de Moraes (By Jokers)
ずっと気になっていた"サラヴァ(SARAVAH)"という言葉の意味は
ブラジルの奴隷たちがアフリカからもってきた信仰でつかわれる言葉、
「あなたに幸あれ」という意味だそうだ。
意味は知らなかったけど、音楽のイメージどおりで嬉しい答え合わせだった。
「Saravah !」と声をかけたら「Saravah !」と返す。
・・・それってステキだなぁと思った。
(2007年ピエール・バルー氏のインタビューより参照
http://openers.jp/culture/c_guest_lounge/c_guest_lounge010.html)
セルソ・フォンセカのこの曲も同じ雰囲気を持ってて気に入ってる。
Slow Motion Bossa Nova - Celso Fonseca - 7x Bossa Nova
PS:男と女”にインスパイアされてできたというこの曲も
当時は聴いたことがなくて、今日ようやく聴くことができた。
Saravah! - Takahashi Yukihiro
http://www.youtube.com/watch?v=ZyLMctmISlw&feature=player_embedded