茶目っ気とユーモア
Tati 1958 - Mon Oncle
「遊びと余裕」の大切さを考えていたら
「茶目っ気とユーモア」も同じように大事じゃないかと思った。
フランスの映画監督であり、俳優であるジャック・タチは
そんな「茶目っ気とユーモア」に溢れた映画作品を残している。
決して派手ではないが、
日常の中にある、地味だけどくすっと笑える出来事を
ほとんど言葉を用いずに、映像と美しい音楽によって
面白おかしく、時に風刺もこめて表現しているところに
独特のユーモアセンスを感じる。
そのジャック・タチの映画「ぼくの伯父さん」に登場する
シュールで超モダンな住宅“ヴィラ・アルペル”などが展示された回顧展が
2009年にパリで催されていたそうだ。
http://www.parisjoho.fr/events/39tati.html
その茶目っ気とユーモアで
フランスの人たちにも愛されてきたムッシュ・ユロ。
建物を再現する現場の人々もみんな楽しそう。
とてもステキなイベントだな、と思った。
Jacques Tati -- Villa Arpel 再現製作風景
Villa Arpel 再現作品
シャンソン歌手の高英夫さんによる日本語のカバーを聴いて、
またしてもほのぼのしてしまった。