house is a large cradle



お気に入りの本『sensual home』のなかの言葉

“in our daydreams,the house is a large cradle
〜 gaston bachelard ”
(まどろむ時、家は大きなゆりかごになる  〜ガストン・バシュラール 
= フランスの科学哲学者)



自分の家を一番寛げる場所にするためには
まずはどんなものに寛ぎを感じるのかを
具体的にイメージできたらいいな、と思っている


そんなイメージをさがしながら、パラパラと洋書を眺めるのが好きだ。



1960s Easy Living

Vintage Decor

別に懐古趣味ではないけれど
この時代の大らかさが好みなのだ。

音楽にしても、インテリアにしても
未来に憧れて夢見ているような感じがあって
色づかいや形などにも
枠にとらわれない自由な雰囲気がある。


無駄を徹底的に省いたシンプルなものの中にも
機能的な美しさがあるし、それはそれで好きなんだけど
「無駄」な部分のなかには、本当にいらない部分もあれば
「遊び」の場合もある。


その「遊び」の中に、余裕が感じられることもある。
そして、それもきっと一種の寛ぎなんじゃないかと思う。


現実には自分の部屋はこんなに小ざっぱりしてもいないし
モノが溢れていて雑多な感じだけど

スパイスとしての「遊び心」は忘れないでいたいと思う。


A Gracious Oasis & Merchant of Menace - Artwork by Shag


Get Easy Vol. 1 (The Classic Collection)

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