芸術は爆発だ !
今日は病院に行ってアレルギー検査。
・・・思った通り、花粉症だった。やっぱり!
検査の待ち時間に岡本敏子さんの書いた
「芸術は爆発だ!-岡本太郎 痛快語録-」を
久しぶりに読みかえしていたら
面白くて、止められない止まらない。
岡本太郎さんの「自分の中に毒をもて」は
一度読んだときから彼の考え方の豊かさや鋭さに
共感したり刺激を受けたりしてきた、大好きな本だ。
本人の言葉も生命力にあふれてて、心にガツンとぶつかってくるんだけど
パートナーとして生活を共にしてきた
敏子さんの目を通して語られる太郎さんもとても魅力的だ。
こっちまで恋してる気持ちになりそうなくらい、
敏子さんの太郎さんに対するまなざしは
尊敬に溢れていて、キラキラしているのがわかる。
彼の純粋なこころの衝動に従う生き方は
作品にも言葉にも、すべてにおいて貫かれていて
ブレも迷いも取り繕うこともない。
本当にステキだと思う。
「爆発というと、みんなドカーンと音がして、物が飛び散ったり
血が流れたりする、暴力的なテロを考える。
僕の爆発はそういうんじゃないんだ。
音もなく、宇宙に向かって精神が、いのちがぱぁっとひらく。無条件に。
それが爆発だ」
“いのちがぱぁっとひらく”という言葉がすごく響いた
太郎さんのいう“芸術”は絵画や造形作品だけじゃなく
こういう魂からほとばしる言葉や哲学、全部ひっくるめてが
芸術なんだと思った。
http://www.youtube.com/watch?v=_lX1QtO2v90&feature=player_embedded
http://www.youtube.com/watch?v=VfQ5adBhhUI
http://www.youtube.com/watch?v=G9I1hEzv6Hk
太陽の塔とか
こどもの城の「こどもの樹」とか
太郎さんの作品では特に造形物に心惹かれる
歌う太郎さん!
2011年2月26日で生誕100年を迎えるそうだ。
岡本太郎展には必ず行こうと思っている。
http://taroten100.com/index.html
http://taro100.jp/
自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫)
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