What A Wonderful Art

最近twitterでsand artのライブパフォーマンスが
紹介されていて、初めて動画を見た。


ウクライナの女性アーティストのsand artは
ストーリーがあって、まるでショートフィルムのようだった。

これをその場で描くなんて、すごい!ちょっと驚いた。

Kseniya Simonova's Amazing Sand Drawing






artって決して完成した作品だけじゃなくて

砂絵のように
『その時、その場限り、その場で創られていく』
というライブな感じってすごくいいな、と思った。



ネイティブアメリカンのシャーマンが描いた砂絵や
チベットの砂マンダラなんかは
本来、祈りの気持ちをこめて描くものなので
ものすごく描くのに時間がかかる。

でも完成すると、祈りや儀式が終わるやいなや
惜しげもなくすぐ消されてしまう。

そしてその砂は浄化するために清らかな川に流されるのだそうだ。



すぐに消えてしまうものを
“保存する”ことよりも“創る(create)”
ということだけにフォーカスして
情熱をかけることはとても潔いと思う。


その“創ったもの”が儚いからこそ、
その過程の時間も含めてが尊く、
より一層美しいと感じるんじゃないかなぁ、と思った。


What A Wonderful world