NY- Spanish Harlem−joe bataan

Joe Bataan - Gipsy woman 1967

Joe Bataan - Latin Strut (1973)

自らを“Afrofilipino”と呼んだり、『Mestizo』というアルバムを出したりしているが、
彼はフィリピーノとアフリカン・アメリカンの両親から生まれたのだそうだ。

やはりNYは人種のるつぼ。


混血であるということにプライドをもっている事って、素敵だなあと思う。
だっていろんなROOTSの血が自分の中で溶けあってるって、
凄い事だよね。


彼の音楽のなかには血やアイデンティティの源流を模索するような
何か深くて濃いものを感じる。

でも、全然暗さがなくて、
あっけらかんとした爽やかさと生命力を感じる。


ラテンの血は流れていないけど、育った場所で聴いてきた音楽が
彼のROOTSで『血』になってるのが魅力的なんだと思う。



このところそういうラテンソウルとか、アフロソウルとか、ブラジリアンHIPHOPとか
混血的な音楽がとても気になっている理由は
ROOTSとか生命力を感じるところなのかも知れない。



JOE BATAANは今年の6月に初来日するそうだけど、
残念ながら行けないのでCDとDVDでガマン。

JOE BATAAN TRAILER MR NEW YORK IS BACK


(このドキュメンタリー映画、見たことない。DVDあるのかなぁ。)



そういえば彼もラテン系の血が流れてた、ということに
曲を聴いてて思い出した。
17th Street   Gil Scott-Heron and Brian Jackson
http://www.youtube.com/watch?v=1hSk5Fg8_-M&feature=player_embedded

22才の時、たった3泊だけどニューヨークに行ったことがある。
(ロンドン・NY8日間の弾丸旅行)

宿泊したホテルはハドソン川の近くで、
夜の間じゅうパトカーのサイレンが鳴り響き、
誰かの悲鳴も聞こえてきた。

本当はハーレムとかも行きたかったけど
怖がりの友人が体調を崩したのもあり、残念ながら行けなかった。


せっかく行ったのに自由の女神MOMAが記憶に残っているだけなんて
今思うと、本当にもったいない。


できることなら、またNYにも行ってみたいな。
もしも行けたら、5THアヴェニューじゃなくて
もっと生活の匂いが濃い場所にに行きたい。

ライヴ・イン・サンフランシスコ [DVD]

ライヴ・イン・サンフランシスコ [DVD]

ザ・メッセージ

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