WORK TO DO

仕事が忙しいと
どうしても自分の自由な時間が減ってしまう。

でも仕事だからガマンして・・・という人が多いと思う。



働く時は働いて、休む時は思いっきり休む。
というのが理想だけど、
ワーカホリック大国NIPPONでは休む時はみんな一緒
短い休みは、渋滞・混雑大国。



以前海外旅行をした時、地元に人に尋ねられた
『バカンスはいつまで?』
『6日間だから、明日までだよ』
と答えたら、
『本当?せっかく外国まで旅行しに来てるのにたった6日?
信じられない!飛行機に乗りたくて来たの?』
と目玉をまん丸くして驚かれ、
同情された私はケーキをごちそうになった事がある。


具合が悪くても、人が足りないから休めないとか
有給休暇を取るなんてとんでもないという人も周りでかなりいる。



なんだかなぁ・・・。


滅私奉公は美徳?
私はそうは思わない。

多分みんなもそうは思ってないだろうけど、
休むことに罪悪感を感じる必要がそんなにある?


無断欠勤は言語道断だけど、
必要な時に休むことは決して罪悪じゃないと思う。


これは働く人が、持っている力を出せるために必要な事だとおもう。


子供が熱を出して学校から呼び出されても、
早退するのに気を遣わなければいけない。
具合が悪くて休んでいる子供を、家に置いて仕事に出なければいけない時の
シングルマザーの気持ちが、わかる?と尋ねたい。



ワーク・ライフ・バランスを真剣に考えることが必要なのは、
働く側よりも、経営者側だけど
働く方もなんとかして大事な自分の時間を保持してほしいな。


父たちの世代は昭和の高度成長期だったので、
月に180時間も残業したりしていたのを見てきた。
あり得ない残業時間!
その父が50代で倒れたこともあり、
私は私生活と仕事のバランスを早くから考えるようになったのだと思う。



got so much work to do!
(やるべきことが山のようにある)

仕事があるということは幸せでもある。



でも、やるべきことは仕事だけじゃない。
プライベートが充実していてこそ、
いい仕事に還元できるんじゃないかと、私は思っている。




忙しい時ほど
自分を楽しませてバランスを取りたいものだ!





『Work To Do』
ISLEY BROTHERS

Average White Band

Vanessa Williams

会社人間が会社をつぶす―ワーク・ライフ・バランスの提案 (朝日選書)

会社人間が会社をつぶす―ワーク・ライフ・バランスの提案 (朝日選書)