クレイジーケンバンドの剣さんのブログで
『前後裁断』という言葉をつい最近知った。



このことばは、
江戸時代に、沢庵禅師が
“過去も未来も裁ち切り、今、現在の一点に集中すること”
を説いたものだそうだ。



今朝TVをつけたら
曲げわっぱを作ってきた職人さんが
まったく同じような事を言っていて
同感した。




今の『点』はきっと、ああしようとかこうしようとか考えなくても
自分の知らないところでいつの間にか
過去や未来と繋がっていくものなんじゃないかと思う。



だから
過去の失敗やつらい事に囚われて
いつまでも思い悩むことも

将来の不安にさいなまれて
余計な心配ばかりすることも

実は必要ないんじゃないか、と思う。




今、出来ることを点のように続けていけば
いつか振り返った時に
それはちゃんとした、自分だけの『線』になるんだ
と信じたい。



何かを続けていくことでGROOVEがでてきて
その中に楽しみが見つけていけるような気がする。



失敗も経験に変えて
飲み込んでしまえばいいと思う。


そうやっていければ
後悔しないような気がした。




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