CM SONG・春編

子供のころから毎年、春になると化粧品のCMが新しくなるのが楽しみだった。

特にCMソングはセンスが良くて、その時代を反映してた。


資生堂 CM (1977春)

この小林麻美さんがブレイクしてから、
スキニーな体型のモデルが流行り始めた気がする。

(それにしても、口紅の値段が2000円なんて!
33年前と今とほとんど変わらないことに驚いた。
そういえばレコードも今のCDと同じくらいの値段だったよなぁ。
やっぱりデフレなのだろうか?なんだかちょっと喜べない。)


尾崎亜美 / マイ・ピュア・レディ
http://www.youtube.com/watch?v=Ak7td1y6BE8&feature=player_embedded#
当時このメロディが気に入ってて、シングル盤をお小遣いで買った。


資生堂 (1982春)
http://www.youtube.com/watch?v=HPwk8lcqd10&feature=player_embedded
忌野清志郎 & 坂本龍一 い・け・な・い ルージュマジック

『人の目を気にして生きるなんてくだらないことさ
              僕は道ばたで泣いてる子供』
このフレーズが大好きだった。
CMよりも、このPVがなかなか衝撃的でインパクトがあった。


カネボウ (1981春)
http://www.youtube.com/watch?v=PQl4QLWFtiI

矢野顕子 / 春咲小紅 
テクノ全盛期のも良かったけど、これは多分最近のPV
ものすごく母性に溢れているのに、少女っぽさが同居するバランス感覚は
アッコちゃんならではの雰囲気。
どちらも私にはないものなので、妙に惹かれる。


春らしい曲を聴くと、なにかChangeしてみたくなるような気分になる。

とりあえず、ダークカラーのコートを脱いでキレイな色を着たくなった。


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でもいまだにデパートの化粧品売り場と下着売り場は
あの雰囲気と独特の化粧品の匂いに馴染めなくて、
いつも足早に素通りしてしまう私・・・。

実はとってもコワイ。女の世界って感じで。
(女子高も怖くて行けなかったくらいなので。)


これと同じことをタモリさんが以前TVで言っていて
その時、私ってつくづくオヤジ感覚なんだと、あらためて実感した。

この感覚はきっとこれからも変わらないだろう。