Spacy&Exotica
今から60年くらい前の1950年代ころ
エキゾチックなものや宇宙への憧れが
音楽や芸術にも表れていた。
そういえばSF小説も今よりも夢のある話が多かった気がする。
(小学5年生の時に読んだロバート・シェクリイの「不死販売株式会社」
が初めて読んだSFだった。
そこからタイムマシンモノのSFに夢中になり、その次は古代文明ものに移行。
エジプト、マヤ、インカ、レムリア、アトランティス、ムー、トロイ、アッシリア・・・
神秘的でミステリアスなものに憧れた。)
そこにはまだ見ぬモノに対する、
豊かな感受性と想像力が感じらとれた。それにロマンがあった。
音もそうだけど、ジャケットなどのアートワークにもビリビリ痺れる。
"Jungle Flower" Martin Denny
“Space Escapade” - Les Baxter Tribute
キッチュな映像ともマッチ!
SF“2001年宇宙の旅”の2001年もとっくに通り過ぎたいま
憧れの眼差しはむしろ、
レトロフューチャーな世界に向かってるのだろうか?
“Come and Get It”- Cal Tjader and Eddie Palmieri
(Josh Agle=Shag)
このイラストレーターSHAGは、大好きなアーティスト。
(もちろん現代の)
彼の自宅のインテリアもエキゾチックでいい雰囲気。
(自宅はyoutubeのインタビュー映像で見られるので、興味のある方は探してみてください。)
だけど、やっぱりレトロフューチャーなだけでは懐古主義。
未知の物じゃないから、100%創造的なモノじゃない。
夢のある未来を作るのは自分。
未来を作るのは今!
今、やるべきこと
今、やりたいことを先送りせずに
“今”やっていこうと思う。