Love Is All Around

久しぶりにadriana evansの新譜が発売されるようだ。
彼女のフラットで乾いた声は
風みたいに心地いい。

第1作目が思った以上に売れてしまい
ビジネスライクな音楽の作り方に疑問を持ち
所属レーベル辞め、
第2作目が出るまで7年のブランクがあった。

その7年間で彼女は
何を感じて、何をみつけていったのだろう。
音楽を離れて夫とメキシコやブラジルを旅をしたりしながら
足元を見つめ直したそうだ。

こういう旅が、時には必要だ、と思う。
日常を離れて、客観的に俯瞰してみたいときは
その場所を離れてみるのが一番いい。

そうやって作り上げられた2作目の『nomadic』（遊牧民のような、の意味）や
第3作『el　camino』（道の意味）は
軽やかなメロディーのなかにも、
いろいろなメッセージが含まれている歌詞が趣深い。

さらに3年たった今年、その後の彼女の表現する
世界を聴くのがまた楽しみだ。

聴いているうちに
知らず知らずカラダが揺れてしまう
ループ感は変わらないでいてくれたら嬉しい。

夫のDredとの共演が素敵なMIXに

Walking With the Night

Adriana Evans