シャバダバダ
・・・といえば『男と女』か『11PMのテーマ』
を思い浮かべるひとも多いと思う。
映画『男と女』はとにかく、この曲がかかるシーンが素敵で
いつ見ても、何回見てもドキドキしてしまうほどだ。
10年くらい前、フランスに旅行する機会があり
オフシーズンのドーヴィル海岸へ列車に乗って1人で出掛けてみた。
60年代の面影が残り
静かで落ち着いた雰囲気の海岸だった。
ついたら次第に曇ってきて
たちまちにわか雨が降ってきた。
係の人がパラソルをたたみだす。
まばらな人影は、そこらの数少ないカフェに入り
雨宿りをしながら、寛いでいた。
1人旅は好きだし、慣れているはずなのに、
無性に人恋しくなったのを憶えている。
私はカフェで手紙を書いた。
頭の中にエンドレスでかかっていたのがこの曲
最後の切り取られるシーンで、
アヌーク・エーメの眉間のしわが、揺れ動く気持ちを表しているようで
とても美しく印象的だった。
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