古武術

娯楽としての格闘技は苦手だが、
武道や武術にはおおいに興味がある。
特に古武術


古武術に関する本はいろいろあるが、
実用的で、日常生活で活かせる方法が
わかりやすく紹介されていた、
荻野アンナさんの本を読んでみた。
これが、とても面白かった。
(荻野さんに指導した第一人者の甲野善紀さんは
数々の武道・武術をはじめ、
中国武術までも広く実践した方だという。)


・満員電車のすり抜け術
・重いものの持ち方
・肩こりの治し方
・介護・介助の方法など


中でも
・ぶれない体幹づくりが大事だということと、
・場合によっては、相手の力をガチで正面からは受けずに
“受け流す”ことが大事だということ。

この2つは日常生活でも、対人関係でも
とても役に立つと思った。

受け容れつつ流す・・・
深いけれど、なんとなくわかる。

剛じゃなくて柔。

硬い枝はポキっと折れるけど、
しなやかな枝は折れにくい。

そんなことにも通じるのかな、と思った。



古武術を体得すると
最小のエネルギーで最大の力を引き出すことが
出来るようになるらしい。



カラダの動きをとおして心を見ることが出来たら
何かが変わるような気がする。


しなやかな柔らかさと瞬発力を身につけたい。


古武術は無理だとしても
まずは
小さな事、できる事からやってみようと思う。

自転車通勤だけど、たまには歩いて通勤してみよう。